プラチナ社会研究会 新産業は、人が輝く暮らしから

プラチナ・ハウス

 
情報技術 2012年9月26日

少子高齢化に伴い、社会保障財政の悪化と医療費の増大が急速に進行している。高齢化の進展と年金・医療給付の増大は比例するため、高齢者の健康・自立を促進し、社会保障費と医療費の抑制が急務である。そのための方策として制度の改定や医療・介護技術の向上もあるが、ここでは最新のICTを住宅分野に応用することにより高齢者対策による医療費・介護費を直接的に低減することを目指す。同時に関連産業を活性化させることにより、費用負担世代である若年・壮年層を収入増加させて負担感を軽減させるとともに、税収増によって財政状況の改善を目指す。

ポイントは以下の2点を実現することである。

  • 高齢者が要介護者になることを防ぐ
  • 高齢者を介護する人の負担を減らす

前者は、高齢者が自立し活動的でいられるように支援することにより、健康を維持でき、社会へ継続的に参加できるようになることを期待するものである。もちろん、不慮の事故に備えた安全対策もICTでサポートする。また、後者には、介護者の負担を軽減(省力化)することにより、老老介護問題を解消し、介護者のなり手を増加させることを期待する。

健康、参加、安全、省力化の具体的な内容としては、以下のようなものが考えられる。

  • 健康:健康管理、投薬管理、住環境整備
  • 参加:生涯学習、コミュニケーション支援
  • 安全:家庭内の危険を除去、消費者保護
  • 省力化:ルーティンワークの自動化、パワーアシスト

「プラチナ・ハウス」では上記の中から、高齢者だけでなく幅広い分野、対象への応用が可能なことを重視し、以下の3例を具体例として挙げる。

 

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

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