プラチナ社会研究会 新産業は、人が輝く暮らしから

北九州市(福岡県)

 

ウェブサイト: http://www.city.kitakyushu.jp/

課題

北九州市は産業を基盤に発展してきた都市であり、その発展の過程で、公害対策、循環型社会づくり、市民活動促進と着実にステップを踏みながら、持続的に環境問題に取り組んできた。

環境施策を進める上では、

  1. 工場と街の連携などを通じた、産業基盤を機軸とした地域最適エネルギーシステムのあり方
  2. 少子高齢化が進展しており、街のコンパクト化、長寿命化、公共交通機関の利便性の向上
  3. アジアに近接した地理的条件やアジア諸国とのネットワークを活かして、技術、ノウハウの移転によるCO2削減

を目指しており、「アジアの低炭素化に向けての都市間環境外交のあり方」が課題であり、この解決策を提示するための取組みをおこなっている。

高齢化に伴う課題としては、

  • 高齢化の進展(2009年5月で24.5%:政令市で最も高齢化が進展、後期高齢者の割合も最も高い)に伴い社会福祉負担(医療・介護費用、生活保護費、孤立死対策など)が増大(特に、国保加入者の一人当たりの医療費は2007年度で54.6万円 政令市1位)等の状況があり市財政を圧迫

「プラチナ社会」構築に向けた主要な取り組み

平成20年7月国の環境モデル都市に選定、低炭素社会づくりを目指した様々なリーディングプロジェクトを実施中
(詳細はhttp://www.city.kitakyushu.jp/file/17010100/yosan/22kankyoumoderutoshi.pdf

「高齢者が生涯現役で活躍できるまち」を目指しており、生涯を通じた健康づくりと介護予防を推進

高齢者の豊かな経験や知識を活かした就業や社会貢献等を支援するとともに、生きがいづくりを促進

  • 年長者研修大学校:生涯学習の拠点として、高齢者の学習ニーズに応えるとともに、高齢者が社会的な役割を担えるよう研修を通じて生涯現役型社会の環境づくりを推進
    (詳細はhttp://kitakyu-nenchodai.com/
  • 生涯現役夢追塾:技術や経験等を活かし、社会貢献活動や経済活動等の担い手として活躍していく人材を発掘、育成
    (詳細はhttp://kitakyu-nenchodai.com/yumeoi/index.html

民間企業に期待するソリューション

  • 環境モデル都市や次世代エネルギー・社会システム実証地域として、地域内に複数の実証エリアがあり、これらを活用した低炭素化の推進に資する先駆的なプロジェクトの実施
  • 高齢者の社会参加を促進するための高齢者が就労可能なビジネスの提案と当市における展開の具体計画の共同作成
  • 高齢者が健康な状態から、先を見越して安心して居住できる終身型の医療・介護サービスが併設した高齢者集合住宅の提供←行政として展開フィールドの提供や高齢者施策の集中実施、制度の改訂などでバックアップ
  • リバースモーゲージをより実行性の高いものにするための新しいシステムの提案

その他

    先進的な自治体や、民間企業と協働して、「高齢者活躍支援・住み替え促進に伴う新産業創出」のモデル策定の為の研究や実証をおこないたい(別添資料参照)と希望しており、同種の考えをもつ自治体や企業とまずは勉強会レベルから検討を開始したい。

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

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