2013年7月23日(火) 15:40~16:30
東京ビッグサイト
アクティブシニアが考える理想の住まい方・暮らし方
株式会社三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター
主席研究員 松田 智生
高齢者住宅セミナー
※受講は先着順(無料)
2013年8月28日 「高齢者住宅フェア2013 in 東京 セミナーレポート」(高齢者住宅新聞)
『アクティブシニアが考える理想の住まい方・暮らし方~国内外の先駆的事例に学ぶ~』
三菱総合研究所 主席研究員 松田 智生
急速な高齢化に伴い、アクティブシニアの理想的な暮らし方を考えていかなくてはいけません。
フランスでは世代間同居を推進しており、仲介業者を通じて学生と一緒に同居する高齢者が増加していることが近年の特徴です。
一方スウェーデンでは、団地の中に劇場を造ることによって、シニアの引きこもり防止やうつ病改善対策に繋げており、成果が出ています。
またアメリカでは継続的なケアを受けられるリタイアメントコミュニティ「CCRC」が全米で既に広がっています。「大学連携型CCRC」ではシニアが大学の授業に参加し、学生の相談などの活動を積極的に行っています。
「施し」を受け地域のコストになるのではなく、「担い手」となれるような仕組みが備わっているのです。
アクティブシニアの理想の住まい方・暮らし方には、先にあげた事例のように自己実現可能で、多世代交流を図りながらも程よい距離感を保つことが必要です。
市民・地域社会・企業の三方一両得を生み出すような環境を作ることが求められています。
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