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2016年度第1回プラチナ社会研究会総会 開催報告

 

2016年度第1回プラチナ社会研究会総会 開催報告

4月25日(月)、「プラチナ社会研究会」2016年度第1回総会が開催されました。

2016年度第1回総会-1

今回は「資源有効活用による豊かな社会づくりと事業創出」をテーマに、弊社理事長の小宮山からプラチナ社会へのイノベーションに関する基調講演、一般社団法人Japan Innovation Network専務理事の西口尚宏様から、大企業が自社からイノベーションを興こすための方策についてのご講演、一般社団法人シェアリングエコノミー協会代表理事重松大輔様からは、昨今注目されているシェアリングエコノミーが果たす役割と課題についてご講演をいただきました。

また、仙台市都市整備局復興事業監相沢清志様から、仙台市の移転跡地の利活用の方針についてご報告をいただきました。

その後、プラチナ社会研究会で新規に始まる2つの分科会の紹介を行いました。外部からの参加者は150名を超え会場は満員、大変活気のある総会となりました。

プログラム

【基調講演】プラチナ社会へのイノベーション
 (三菱総合研究所 理事長 小宮山 宏)

MRI小宮山理事長

弊社理事長小宮山からは、モノも心も豊かな社会をプラチナ社会と定義した上で、プラチナ社会を実現するために、地域や国、年代によらない共通的な必要条件が示されました。その上で、モノが飽和しエネルギー消費が減少している現在、資源自給国家を目指すことが合理的なモデルであり、今の社会をどのようにソフトランディングしていくかが重要であることが指摘されました。

【講演1】「自社からイノベーションを興こすためには?」
 (一般社団法人Japan Innovation Network 専務理事 西口 尚宏様)

JIN西口様

西口様からは、大企業が保有している資産をいかに活用してイノベーションを興していくか、という視点でお話いただきました。イノベーションを興していくためには「構想」と「実行」が必要ですが、日本企業では「構想」がボトルネックになっており、特に大企業では、現業の様々な先例主義のため、悪意無く「構想」の基盤となる試行錯誤を妨げてしまうことがあることが指摘されました。こうした状況に陥らないために、現業を実施する「1階」と試行錯誤の元である探索活動を行う「2階」に分けた体制を構築し、これらを有機的に結びつけていくことが重要であることが示されました。

【講演2】シェアリングエコノミーが果たす役割と課題
 (一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事
  株式会社スペースマーケット 代表取締役社長 重松 大輔様)

重松様

重松様からは、現在世界的に注目を集めているシェアリングエコノミーの事例であるAirBnBやUberについてご紹介いただくとともに、日本のシェアリングエコノミーの現状を、空間、モノ、移動、スキル、お金という観点でご紹介いただきました。また、シェアが進む背景として、使わないものが身の回りにあふれていること、繋がりへの渇望、スマホの普及やソーシャルシフト、所有から利用に変化した消費者心理といった点をあげられました。また、ご自身が起業された事業に関して、きっかけや展開サービス、活用事例等についてお話をいただきました。

【報告】仙台の震災復興とこれからの土地利用(移転跡地の利活用)
 (仙台市 都市整備局復興事業監 相沢 清志様)

相沢様

相沢様からは、仙台市の東日本大震災被害の概要、及び総合的な津波防災対策として、多重防御、避難、移転という3つの方針についてご紹介いただきました。また、移転跡地については、公共事業での整備・活用ではなく、市民、企業、起業家、NPOなどの民間主体の自由な発想で利活用し、公共はそのサポートをしていく形で進めていく方針であることをご報告いただきました。

【新規分科会活動紹介】

新規分科会として、「女性活躍推進」認定を目指す会、シェアリングエコノミー分科会について紹介しました。

  1. 「女性活躍推進」認定を目指す会
  2. シェアリングエコノミー分科会

配布資料

当日の配布資料は、下記よりダウンロードいただけます。
 【2016年度研究会総会配布資料】

お問合せ

プラチナ社会研究会 事務局 担当:高橋
 E-mail: platinum@mri.co.jp

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

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