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分科会

 

セカンドキャリア分科会<第7回> 活動報告

改正高年齢者雇用安定法施行による65歳定年延長は雇用側・被雇用側の双方に大きな変革をもたらします。この分科会では、リタイアシニアのセカンドキャリアとして従来の「再雇用」ではなく、起業や社会貢献といった「再挑戦」を活性化するためのシステム作りをテーマとします。シニア向け大学やシニア起業促進団体、シニアを活用した新ビジネス等の先進事例研究から、シニアのセカンドキャリア開拓を支える産学官連携による人材流動プラットフォームのあり方を検討します。

第1回(セカンドキャリアに挑むアクティブシニア)、第2回(セカンドキャリア開拓の実際とそれを拒む壁)、第3回(セカンドキャリアへの期待-行政、NPO、大学から)、第4回(活躍の場の創出-企業、若者、大学からの提案)、第5回(シニア自身によるビジネス創出)、第6回(アクティブ女性シニアの再挑戦)に引き続き、第7回では、「アクティブシニアライフのためのリタイア前にすべきこと」をテーマに話題提供とディスカッションをしていただく予定です。

概要

開催回:

第7回

日時:

2014年7月4日(金)15時00分 ~ 17時00分

場所:

3×3LABO(さんさんらぼ) 東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F

プログラム:

1. はじめに

2. 話題提供
 ①「現役時代にすべきこと -シニアインターンシップの取組から」
  株式会社マイスター60 高平 ゆかり様

 ※同社は、定年世代のシニア社員向けインターンシッププログラム
   (体験型意識改革研修)を昨年9月に開始しました。
   その取組の紹介と、そこから見えてきた「成功するシニア」
   「失敗するシニア」の特徴をご紹介いただきます。
  (参考)株式会社マイスター「シニアインターンシップ」
   http://www.mystar60.co.jp/common/pdf/internship.pdf

 ②「湘南藤沢キャンパスでのセカンドライフ」
  慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授 池田 靖史様

 ③「アクティブシニアライフを迎えるためにしたこと/すべきであったこと」
  立教セカンドステージ大学 学生(現役アクティブシニア)
  モデレーター:株式会社三菱総合研究所 主席研究員 松田 智生

 ※立教セカンドステージ大学は立教大学が開設した50歳以上のシニア
   を対象とした「学び直し」と「再チャレンジ」の場です。
   同大学に通うアクティブシニア学生の方に、アクティブシニアライフ
   を過ごすために現役時代にしていたこと(すべきであったこと)
   を本音で問題提起してもらいます。
 (参考)立教セカンドステージ大学
   http://www.rikkyo.ac.jp/academics/lifelong/secondstage/

 (参考)プラチナの国・ジパングとして再び輝く日本へ
  http://www.ecozzeria.jp/series/column/column140430.html

3. おわりに

※内容は変更になることがありますので、予めご了承ください。


講師紹介:
第7回講師紹介

株式会社マイスター60 高平 ゆかり様

参加条件

今回は、プラチナ社会研究会会員の方でなくても、どなたでもご参加いただけます。

プラチナ社会研究会非会員の方はこの機会に是非お申し込みください。
【研究会へのご参加をご検討のみなさまへ】

申込方法

お申込多数のため、受付を終了いたしました。


会場アクセス

今回は、会場が異なりますのでご注意ください。

会場:3×3LABO(さんさんらぼ)
 住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F
  http://www.ecozzeria.jp/fujibldg33/
 アクセス:
  ・JR「有楽町駅」より徒歩2分
  ・東京メトロ有楽町線「有楽町駅」より徒歩1分
  ・東京メトロ千代田線「二重橋前駅」より徒歩1分
  ・都営地下鉄三田線「日比谷駅」より徒歩1分

活動報告

プラチナ社会研究会「セカンドキャリア分科会」第7回分科会を7/4(金)に丸の内(3×3Labo)にて開催しました。

セカンドキャリア分科会(第7回-1)

今回は、「アクティブシニアライフを迎えるために、リタイア前にすべきこと」をテーマに、リタイア前の現役時代(ファーストキャリア)において注意すべき点について検討を行いました。

まず「現役時代にすべきこと-シニアインターンシップの取組から」と題して、株式会社マイスター60の高平ゆかり氏にご講演いただきました。高齢者の人材派遣、職業紹介を行っている同社では定年世代のシニア社員向けインターンシッププログラム(体験型意識改革研修)を2013年9月から開始しました。それらの取組から得られた「現役時代にすべきこと」として、以下の論点提起が行われました。

  • 早めに準備を始める(キャリアのリスクマネジメントを意識する)
  • 社外評価を高める・社外でも通じるスキル・技術を磨く(道が拓ける)
  • 逆境や理不尽さをむしろ成長の糧にする(環境変化に強い適応力が備わると信じる)
  • 異質な文化、価値観、発想を否定しない(真のグローバル観を身につける)
  • 家族との関係を大切にしよう(特に夫婦間)

続いて、「慶應大学SFCを中心にしたプラチナコミュニティ形成の可能性」と題して、慶應大学の池田靖史教授にご講演いただきました。慶應大学SFCでは「滞在型教育・滞在型研究」というコンセプトでキャンパス機能拡張を検討しており、その一環として「世代間交流を視点にしたまちづくりとセカンドライフ」について学生とシニアの協創型ワークショップの提案が行われました。

セカンドキャリア分科会(第7回-2) セカンドキャリア分科会(第7回-2)

     ※写真(左)株式会社マイスター60 高平様:、(右):慶應義塾大学 池田様

最後に「アクティブシニアライフを迎えるためにしたこと/すべきであったこと」と題して、立教セカンドステージ大学の現役シニア学生である新井純孝氏、名古屋美鳥氏、宮城島礼子氏より話題提供がありました。

セカンドキャリア分科会(第7回-4)

3氏それぞれの実体験に基づく本音の話の後、会場の参加者との熱い議論が行われました。

 新井氏
  • 計画することは大事だが、”Planned Happenstance”でことが運ぶことも。
  • ポジティブであり続けるところに機会・チャンスがめぐってくる。
 名古屋氏
  • 仕事を通じて、正しい判断基準を身に付ける
  • 「女の子」から「女性」に成長する
  • 社会の動きに目を向ける(仕事を離れて、社会の動きに目を向ける機会を)
 宮城島氏
  • やりたいこと「全て」のリストアップ(一つだけに絞らない)
  • 可能な範囲の準備(例:資格、資金)
  • 体力増進


最後に、三菱総合研究所 松田主席研究員から以下のアイディアが示されました。

  • 「65歳以上義務教育制度」一歩踏み出せないシニアには背中を後押しする「少しの強制力が必要」であり、初等義務教育と同じくシニア義務教育が必要。
  • 「脱たそがれ研修」40代後半からセカンドキャリア研修を始める企業が多いが、元気のでない「たそがれ研修」と呼ばれる。30代から60歳以降の働き方を意識するような研修を人事制度に。
  • 「制度設計」
      ①減税インセンティブ:シニアの就労に対する所得税減税
      ②医療費インセンティブ:就労シニアは健康を維持する視点から医療費負担軽減
      ③ポイント制:エコポイントのように健康に関連したプラチナポイント(仮称)の創設
      ④時間制度:シニアの生涯学習や就労時間を、将来自分が介護になった時に使える
  • 「人生二期作・人生二毛作」これまでのキャリアの分野や専門性と同じセカンドキャリアを目指すのが二期作とすると、二毛作は、異なる分野や専門性で自らの生きがいや就労を見出すもの。シニアが地域社会デビュする前の、モラトリアム期間、助走期間、学びの場として、立教セカンドステージ大や慶應大の未来創造塾は大きな役割を持っている。
本分科会に関するお問い合わせ
三菱総合研究所 セカンドキャリア分科会事務局
E-mail: p37career-p@mri.co.jp TEL: 03-6705-6009

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

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三菱総合研究所関連リンク: MRI大学関連事業

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