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分科会

 

セカンドキャリア分科会<第8回> 活動報告

改正高年齢者雇用安定法施行による65歳定年延長は雇用側・被雇用側の双方に大きな変革をもたらします。この分科会では、リタイアシニアのセカンドキャリアとして従来の「再雇用」ではなく、起業や社会貢献といった「再挑戦」を活性化するためのシステム作りをテーマとします。シニア向け大学やシニア起業促進団体、シニアを活用した新ビジネス等の先進事例研究から、シニアのセカンドキャリア開拓を支える産学官連携による人材流動プラットフォームのあり方を検討します。

第1回(セカンドキャリアに挑むアクティブシニア)、第2回(セカンドキャリア開拓の実際とそれを拒む壁)、第3回(セカンドキャリアへの期待-行政、NPO、大学から)、第4回(活躍の場の創出-企業、若者、大学からの提案)、第5回(シニア自身によるビジネス創出)、第6回(アクティブ女性シニアの再挑戦)、第7回(アクティブシニアライフのための、リタイア前にすべきこと)に引き続き、第8回では、「他世代と連携した新たなシニアライフ開拓」をテーマに話題提供とディスカッションをしていただく予定です。

概要

開催回:

第8回

日時:

2014年9月26日(金)15時00分 ~ 17時30分

場所:

立教大学内 太刀川記念館

プログラム:

1. はじめに

2. 話題提供
「拡大するシニアの活躍の場
-講師派遣・クラウドソーシング・シニア留学支援、他-」
話題提供者:MRI

3. 話題提供/グループワーク
「世代間交流-シニアと大学生のホームシェア」
話題提供者:NPO法人リブ&リブ 石橋代表

※同社は、日常的にあまり接点のない、シニアと大学生の同居により、「血縁をこえた絆を作る」ことを目的として「世代間交流ホームシェア事業」を行っています。
http://liveandlive.org/

4. おわりに

※内容は変更になることがありますので、予めご了承ください。

参加条件

今回は、プラチナ社会研究会会員の方でなくても、どなたでもご参加いただけます。

プラチナ社会研究会非会員の方はこの機会に是非お申し込みください。
【研究会へのご参加をご検討のみなさまへ】

申込方法

お申込受付は終了いたしました。

会場アクセス

今回は、会場が異なりますのでご注意ください。
 会場:立教大学内 太刀川記念館
 住所:東京都豊島区西池袋3-34-1
     (http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/)
 アクセス:JR各線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線
       「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分

活動報告

プラチナ社会研究会「セカンドキャリア分科会」第8回分科会を9/26(金)に立教大学太刀川記念館にて開催しました。

今回は「他世代と連携した新たなシニアライフ開拓」をテーマとして会員以外に立教セカンドステージ大学の「シニア学生」および様々な大学の「一般学生」が参加しました。

まず「アクティブシニアのセカンドキャリア開拓 先進事例報告」として、株式会社三菱総合研究所の藤井・岡崎・小野研究員から6事例についてビジネス上のポイント・課題の報告が行われました(下表)。

表 1 「アクティブシニアのセカンドキャリア開拓」として報告した事例

 シニアの学び 「シニアの転職支援」 社会人材学舎 知命塾
「シニアの短期留学」 岩手大学 シニアカレッジ
 シニアの就活 「シニアの仕事仲介」 クラウドワークス シニアワークス
「シニアの講師派遣」 シニア大樂 講師養成・派遣
 シニアと社会の交流 「留学生との交流」 三井ボランティアネットワーク事業団 留学生交流事業
「シニアとの共同生活」 ソーシャルクラウド 下宿らうど


続いて、 「世代間交流 ー シニアと大学生のホームシェア」と題して、NPO法人リブ&リブ 石橋代表にご講演いただきました。

リブ&リブは、独居高齢者数の急増、大学生の経済状況悪化、地域の空き家増加の3つの社会課題の同時解決策として世代間交流ホームシェアを推進しています。世代間交流ホームシェアは、都市に住む介護を必要としない独居シニアの自宅に、経済的に困難な状況にある地方出身大学生が対等の立場で同居するという新しい取組みです。海外では事例がありますが、日本では受け入れ側シニアの確保が困難という課題に直面し、まだ十分に普及していません。

リブ&リブの話題提供を受けて、「日本でシニアと若者の共住をもっと活性化するにはどうすべきか?」について、参加者を8つのグループに分けてグループディスカッションを行いました(主な意見は下表)。その中でも「世代間交流ホームシェアを広げるために映画を作る」というアイデアに石橋氏が関心を示されました。

表 2 「世代間交流ホームシェア」活性化の施策

 Aグループ シニア(受け入れ側)の息子・娘へのアプローチで(シニアの)子供達を応援者にする。
 Bグループ 留学生に対象を広げる。
 Cグループ 世代間交流ホームシェアのPR movieを作成する。
 Dグループ 相性を見ながら共住の幅を広げることにより、敷居を低くする。
 Eグループ 受け入れの仕組み、体制作りとマッチングの精度を上げる工夫。
 Fグループ つながり(趣味・同郷等)のある複数の学生と短期間でも先ずはトライする。
 Gグループ シニアが若者を応援するネットワーク・マッチング・サービス・システムを開発する。
 Hグループ ホームシェアで家を提供した場合、減税の対象にする。


最後に、三菱総合研究所 松田主席研究員から全体総括として以下のアイディアが示されました。

  • シニアと若者の共住には「経済面」「肉体面」「精神面」3つの不安を解消する鍵がある。
  • 共住を進めるには四方一両得(高齢者、学生、地域社会、企業)の視点が不可欠。
  • シニアと若者の共住には「助走期間」と「程よい距離間(脱1対1)」、シニアと若者のマッチングにおいては「同窓」「同郷」がキーワード。

セカンドキャリア分科会(第8回-1)セカンドキャリア分科会(第8回-2)セカンドキャリア分科会(第8回-3)

セカンドキャリア分科会(第8回-4)セカンドキャリア分科会(第8回-5)セカンドキャリア分科会(第8回-6)

本分科会に関するお問い合わせ
三菱総合研究所 セカンドキャリア分科会事務局
E-mail: p37career-p@mri.co.jp TEL: 03-6705-6009

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

アンケート

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