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分科会

 

セカンドキャリア分科会<第10回> 活動報告

改正高年齢者雇用安定法施行による65歳定年延長は雇用側・被雇用側の双方に大きな変革をもたらします。この分科会では、リタイアシニアのセカンドキャリアとして従来の「再雇用」ではなく、起業や社会貢献といった「再挑戦」を活性化するためのシステム作りをテーマとします。シニア向け大学やシニア起業促進団体、シニアを活用した新ビジネス等の先進事例研究から、シニアのセカンドキャリア開拓を支える産学官連携による人材流動プラットフォームのあり方を検討します。

第1回(セカンドキャリアに挑むアクティブシニア)、第2回(セカンドキャリア開拓の実際とそれを拒む壁)、第3回(セカンドキャリアへの期待-行政、NPO、大学から)、第4回(活躍の場の創出-企業、若者、大学からの提案)、第5回(シニア自身によるビジネス創出)、第6回(アクティブ女性シニアの再挑戦)、第7回(アクティブシニアライフのためのリタイア前にすべきこと)、第8回(他世代と連携した新たなシニアライフ開拓)、第9回(外から見た日本~シニアに関する日本の常識/非常識)に引き続き、第10回では、「アクティブシニアの活用術」をテーマに話題提供とディスカッションをしていただく予定です。

概要

開催回:

第10回

日時:

2015年1月30日(金)15時00分 ~ 17時30分

場所:

株式会社三菱総合研究所 4階 大会議室

プログラム:

1. はじめに

2. 話題提供
 「アクティブシニアのためのライフスタイル
 ~現役は引退しても社会からは引退しない生き方~」
  立教セカンドステージ大学 大歳 美恵子様

3. 論点整理
  「アクティブシニアの活躍の3つ鍵~高知ブートキャンププロジェクトを例に」
  株式会社三菱総合研究所 主任研究員 森 卓也

4. 意見交換
  「アクティブシニアとの連携可能性~シニアを社会の担い手とするために~」

5. おわりに

参加条件

どなたでもご参加いただけます。

プラチナ社会研究会非会員の方はこの機会に是非お申込ください。
 【研究会へのご入会をご検討のみなさまへ】

参加費

無料

申込方法

お申込受付は終了いたしました。

活動報告

プラチナ社会研究会「セカンドキャリア分科会」第10回分科会を1/30(金)に三菱総合研究所会議室にて開催しました。今回は分科会の総括として「アクティブシニアの活用術」をテーマとして立教セカンドステージ大学(RSSC)大歳美恵子氏に話題提供いただきました。

まずRSSCのシニア学生132名に対するアンケート調査結果として、アクティブシニアの目指す理想の生き方(クールシニアライフ)として、以下の3つの傾向があることが紹介されました。

  • 同じ志をもつ人との繋がりを活かし、新しいことにチャレンジしたい
  • 他利(地域社会や若者)に役立つ生き方、社会貢献につながる活動を志向
  • 知的好奇心旺盛で、関心分野が幅広く、学び好きで欲張り

その上で「現役は引退しても社会からは引退しない生き方」を実現するために、シニアが個人でなくチームとして動ける仕組み=自立型組織(下図)を新たに立ち上げることが提案されました。

セカンドキャリア分科会(第10回-img1)


大歳氏の話題提供を受けて、「シニアによる自立型組織との連携可能性」について、参加者を幾つかのグループに分けてグループディスカッションを行いました(主な意見は下表)。

表 1 「シニアによる自立型組織との連携可能性と課題」

 Aグループ 次世代のサポート、オリンピックパラリンピックに向けた諸活動と連携可能性がある。
 Bグループ シニアによる安易なボランティアは民間市場を歪めるので正当な対価を得るべき。
 Cグループ ニュータウンの再生や高齢者向け住宅の商品企画はシニア視点が活かせる。
 Dグループ シニア目線の商品開発及び市場調査。シニアの多様性に対応できると良い。
 Eグループ リーダーシップ養成やチームメンバーとして活動するための「お作法」が必要。
 Fグループ シニア組織自体にも新陳代謝(新メンバーが入りやすい仕掛け)が鍵。


「シニアによる自立型組織」は、これまで分科会で見えてきたシニア活用(活躍)の「3つの鍵」、

  • 「集う場」・・・同じ志を持つ仲間(チーム形成)
  • 「挑む場」・・・試行錯誤・失敗の機会(つまみ食い)
  • 「語る場」・・・他者に学ぶ & 伝える(半学半教)

を兼ね備える一つのソリューションと言えるものと言えます(下図)。

セカンドキャリア分科会(第10回-img2)


本分科会は2年間の様々な先進事例研究を通じて、アクティブシニアの「第二の人生」に向けた支援の仕組みの在り方を議論してきました。その成果を社会実装すべく、来期のプラチナ社会研究会では「丸の内プラチナ大学」、「高知課題解決カレッジ」(仮称)といった「社会実験」型の分科会(プロジェクト)を実施していく予定です。

セカンドキャリア分科会(第10回-1) セカンドキャリア分科会(第10回-2)

本分科会に関するお問い合わせ
三菱総合研究所 セカンドキャリア分科会事務局
E-mail: p37career-p@mri.co.jp TEL: 03-6705-6009

株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

アンケート

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