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分科会

 

シニア人材マネジメント分科会<第4回> 活動報告

-高齢就労の活性化のために企業が取り組むべきこと、国に期待すること-

わが国の少子高齢化を背景に、従業員の高年齢化が進む一方で、大学等を卒業する学生の数は頭打ちになってきており、中長期的には若年労働力の確保が困難になるものと予想されます。

このような状況の下で、中高齢労働者ないし高齢労働者の効果的な活用を「人事管理上の重要課題」と感じておられる企業も少なくないと思われます。

本分科会では、一般財団法人日本予防医学協会理事長の神代雅晴氏をアドバイザー、高年齢人材の効果的な活用を行っている企業や厚生労働省のご担当者などを講師としてお招きし、高齢就労者の活性化のために企業として何を行っていけばよいか、国に何を求めていくか、について皆さんと一緒に議論してまいりたいと考えています。

概要

開催回:

第4回

日時:

2014年11月17日(月)15時00分 ~ 17時00分

場所:

株式会社三菱総合研究所 4階 大会議室

プログラム:

1.ディスカッション

2.提言のとりまとめ
 ※分科会終了後、懇親会(参加費無料)を開催致します。

参加条件

どなたでもご参加いただけます。
 ※プラチナ社会研究会非会員の方はこの機会に是非お申し込みください。
 【研究会へのご入会をご検討のみなさまへ】

申込方法

お申込受付は終了いたしました。

活動報告

プラチナ社会研究会「シニア人材マネジメント分科会」第4回分科会11/17(月)に(株)三菱総合研究所にて開催しました。

今回は事務局である(株)三菱総合研究所奥村研究員が、本分科会の成果である「提言(案)」についての説明を行った後、「高齢就労の活性化のために企業が取り組むべきこと、国に期待すること」としてディスカッションを行い、参加者それぞれの立場から活発な議論が展開されました。主な意見は以下の通りです。

  • 子育てなどの教育や住宅にお金がかかる世代への給与が相対的に減ることになり、少子化に拍車がかかる。これを回避するためには教育・住宅への公的な支援が必要。
  • パフォーマンスに対して給料が支払われるという流れは変わらない。これまで企業がみてきた福利厚生などのサポートを国がどこまでサポートできるか。
  • 65歳以降、多様な選択肢があることを示すべき。技術者のような1つの職業を突き詰めるパターンもあるが、多くはその人の健康状態によって大きく変わる。
  • 「生きがい就労」ということで65歳以上の就労を大きくとらえているが、これを国のマクロな経済面で見た場合、長期的に持つのかどうか。
  • フィンランドでは日本とWAI(ワークアビリティインデックス)を導入した経緯が違う。フィンランドでは60歳以上の高齢者が、就労能力があるのにもかかわらず引退するため、労働力を失う懸念から導入された。WAIが使えるのは30~60歳あたりだと思う。65~75歳の高齢者のための独自の就労能力を測る指標を作成する必要がある。
  • 65歳以上の働き方を考える際、準備期間も必要であり、そのための副業禁止規定などの問題もクリアする必要がある。
  • 超高齢社会に向けて、40代には親の介護の問題も生じる。
  • 提言全体を通じてかなり男性を意識したものになっている。女性は特に40代以降の体調変化(更年期障害等)の問題がある上、同じ時期に親の介護も発生し、企業におけるパフォーマンスが下がる。ここへのサポートの視点を盛り込むべき。

ディスカッション後は、(財)日本予防医学協会理事長 神代雅晴氏より講評をいただき、分科会後は懇談会を開催し、参加者同士の交流を深めました。

シニア人材マネジメント分科会(第4回-1) シニア人材マネジメント分科会(第4回-2)

     ※写真:「シニア人材マネジメント分科会」第4回分科会の様子

本分科会に関するお問い合わせ
三菱総合研究所 プラチナ社会研究会 シニア人材マネジメント分科会事務局
E-mail: p47-smm@mri.co.jp TEL: 03-6705-6024
担当:奥村・古場・宮下・阿南

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株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山宏

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